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本の情報
- 腸が変われば人生が変わる 驚異の腸内フローラ
- 田中 保郎
- 2015/5/26
概要
腸内フローラのあまり知られていないすごい働きや心身に与える影響を解説している本書。腸内フローラをテーマとした健康法について著者の実際の診療に基づく実績や経験から存分に語られている。
【引用】個人的に気になったポイント
乳酸菌やビフィズス菌は「善玉菌」の一種で、人が健康でいられるための物質を生成してくれる菌たちです。一方で、ウェルシュ菌、大腸菌などは「悪玉菌」と呼ばれます。増えすぎると体内で健康を害する活動を始める菌で、たとえば消化しきれないたんぱく質を腐敗させて有害な毒素を生成したりします。
もっとも、一定の時間に規則正しく食事をすることは腸にとっては大事なことです。
「発酵食品は体にいい」というイメージが浸透するあまり、本当はしっかり発酵していないのに「発酵食品」と銘打って売っている食品が氾濫しているのです。
このトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やして心臓疾患の原因にもなる、といわれますが、腸でいえば潰瘍性大腸炎を誘発する危険性も指摘されています。肥満にもなりやすくなります。
「ゆっくり食べる」、これをまず実践してみたらどうでしょう。たとえば、食事をする際、一口ごとに箸、ないしはスプーンを置いてみるのです。
そして、忘れてならないのは、よく噛むこと。
やはり規則正しい生活を送るほうが腸にはいいのです。
それと寝る前に食べる食事に気を使うべきです。大量に食べたら、消化で手一杯になって胃も腸も疲れ果て、起きた時にはお腹がもたれています。できるなら、寝る前には食べないことです。
本書から得た気づき
腸内フローラから考える健康
この本の前に読んだ「腸にいいことだけをやりなさい」もそうだったが、腸を自身のパートナーとして捉え、大切に労わることが健康においてとても大事であると語られている。
最近の研究でも腸の状態が心身に与える影響は大きいことがわかっており、この分野についてより学ぶ必要があると感じている。
健康といえば食事、睡眠、運動などの視点があるが、新しく腸という視点を加えてより腸を意識した生活を送っていく。
実践ポイント
腸に負担をかけない食べ方
何を食べるかもそうだが、ゆっくり食べる、よく噛んで食べる、寝る前は食べないなど腸に負担をかけないことが大切。
具体的に
食事をする際はゆっくりよく噛んで食べる
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