チーズはどこへ消えた?【スペンサー・ジョンソン】 / レビュー・感想

本書は結構有名なのかわからないが、よく耳していたので気になっていたので手に取った。

 

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こんな人におすすめ

  • やりたいことが見つからんくて焦っている
  • やりたいことがあるのに動けなくてモヤモヤしている

 

本の情報

  • チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
  • 2000/11/27 発売
  • スペンサー・ジョンソン (著), 門田美鈴 (著)

 

概要

迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人が登場する物語形式の本書。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズはただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルとなっといる。

以下の3章構成となっており、とても読みやすくサクッと読むことができた。

  1. クラスメートの集まりの場面
  2. 「チーズはどこへ消えた?」の物語
  3. 物語を聞いた上でのクラスメートのディスカッション場面

物語形式にすることで、自分や周りの状況を客観的かつ冷静に見つめ直すことができた。子供から大人まで幅広い層に響く内容となっている。

特に3章のディスカッション場面では、2章の物語部分の様々な解釈がなされており、本書の応用方法を提案しているかのような流れてなっている。

 

【引用】個人的に気になったポイント

変化が起こるのを予想し、変化を求めるのだ。いつ変化が起きるか本能的に感じ取り、それに適応する準備をするのだ。

 

「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」

 

人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。

 

変化が起きたことを認めようとしないまま時間を浪費していたのだ。

 

自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。

 

物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。小さな変化に気づくこと。そうすれば、やがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。

 

問題は、『何を見切り、どこへ進むべきか?』

 

変化に不平を言うより、『チーズは消えてしまった。さあ、新しいチーズを探そうじゃないか』と言うようになった。大いに時間の節約になったし、ストレスも軽減された

 

本書から得た気づき

チーズ

現在Webエンジニアをやっているが、まさに今は十分なチーズにありついている状況だと思う。非常に恵まれた環境で自由に仕事させてもらっているが、この状況はいつまでも続くとは思ってない。

特にこの業界は流行り廃りが激しいので、この環境に甘んじず常に挑戦していく。

 

どこへ進むか

ここは難しいが、100%ここに行けばいいみたいのはないので、自分なりの仮説を持って、迷ってもいいから迷路に突き進むのが良いと思った。大事なのは、ダメだと思ったら早く見切りをつけて前に進むことだと思う。

 

実践ポイント

物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと

やはり柔軟に変化できる人は活躍しているし、強いと思った。失敗してもいいからまずはチャレンジ。

具体的に

エンジニアとして働いているが衰退すると考える言語や技術に見切りをつけ、新しく伸びそうな領域に波乗りしていく
→今だと、PHPやRubyは廃れ始めているように個人的に感じているので、主流となりつつあるGoやDDD、マイクロサービスをキャッチアップし、実践できる環境に移る

自分がやっている事業の市場動向を見張り、新しいチャンスを逃さないよう事業転換や転職をしていく

 

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