聖書と名画【中村 明子】 / レビュー・感想

 

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本の情報

  • ビジュアル図解 聖書と名画
  • 中村 明子
  • 2016/12/26

 

概要

名画114点を聖書のストーリーを交えながら、聖書を名画と共に解説した本書。時代背景や注目ポイントなどもあわせて紹介されているため、聖書に詳しくない方でもボリュームはあるがとても読みやすい内容となっている。

 

【引用】個人的に気になったポイント

旧約聖書とは

ユダヤ教の教典として誕生。キリスト教、イスラム教の聖典でもある。紀元前7〜8世紀に作られたとされ、天地創造からイスラエルの民がエルサレムに戻り神殿を再建するところまでが書かれている。

 

新約聖書とは

キリスト教の聖典で全27巻で構成される。新約とは新しい契約の意味でイエスの死と復活を通して神が再び人間と契約のことである。

 

ユダヤ教と宗教美術

旧約聖書に出てくるモーセの十戒の偶像禁止の戒により長らくユダヤ教から美術作品が生まれなかった。著名な画家は20世紀に入ってからでロシアのユダヤ人のマルク・シャガールである。ユダヤ教がいかに厳格かわかる。

 

エルサレム

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の聖地。いずれの宗教も旧約聖書に記されている同じ天地創造の神である。

 

本書から得た気づき

名画と学ぶ聖書

名画を軸に聖書のストーリが解説されており、とてもわかりすくて興味深く読む手が止まらなかった。

聖書を学ぶことで宗教や芸術、ひいては現代に至るまでの歴史問題などについても理解を深めることができ、点と点がつながっていくきっかけになる一冊であった。

 

歴史と芸術

歴史を学ぶことで芸術が理解できることがあると気づいた。本書では聖書であったが、歴史や文化も芸術と学ぶことでより理解を深めることができると思う。

 

実践ポイント

歴史と芸術を学ぶ

歴史と芸術を学ぶことは、今までなんとなく見過ごしてきた文化や世界情勢などについて理解を深めるきっかけになると感じた。引き続き歴史と芸術について学んでいく。

具体的に

歴史と芸術にまつわる本を読む

 

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