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本の情報
- 「腸にいいこと」だけをやりなさい!
- 藤田 紘一郎
- 2015/10/30
概要
腸と腸内細菌の驚異のパワーを伝えた本書。ほとんどの病気は腸から治せると語り、腸の素晴らしさを余すことなく紹介している。
【引用】個人的に気になったポイント
この腸内細菌という〝決定者〟は、まるでわたしたちの人生を陰で操っているのではないかというくらい大きな影響をもたらしているのです。
要するに、わたしたち人間と腸内細菌の間では、持ちつ持たれつの相互扶助関係が成り立っているのです。
病気になるかならないかも、キレイでいられるかどうかも、幸せな気持ちでいられるかどうかも、腸内フローラ工場において腸内細菌という作業員たちがどれだけ調子よく仕事をするかで決まってくるわけです。
腸内細菌が減った原因
- 食物繊維の摂取が減った
- 肉の摂取が増えた
- 発酵食品の摂取が減った
- 食品添加物が激増した
- 抗生物質の使用が増えた
- 過剰に清潔にする人が増えた
腸内細菌が喜ぶ食べ物「お・な・か・は・す・き・や・よ」
お:オリゴ糖
な:納豆などの大豆製品
か:海藻
は:発酵食品
す:酢
き:きのこ類
や:野菜
よ:ヨーグルト
脳で食べていると、炭水化物や甘いものを多く摂りがちになり、しかも、食欲に衝き動かされやすく、たくさんの量を食べてしまい、どんどん太るような方向へ流されていってしまう。でも、腸で食べていれば、食物繊維や発酵食品を多く摂るようになり、しかも、食欲が安定して、少しの量を食べるだけで満足できるようになり、理想的な体重や体形を維持していきやすくなる
たとえば、目の前の料理に箸をつけるときや、もう一口、もう一品食べようかというときに、おなかに手を当てて腸の声に耳を傾けてみてはどうでしょう。そして、〝腸は本当にこれを食べたがっているのか〟〝腸は本当にもう一口、もう一品欲しがっているのか〟とお伺いを立ててみてはいかがでしょう。
本書から得た気づき
腸・腸内細菌のすごさ
本書ではこれでもかと言うくらい腸と腸内細菌の素晴らしさを語っており、様々な病気や気分を含めいかに影響を与えているのかを学ぶことができた。
特に腸の声に耳を傾けるという発想は新しく、これから食事をするときは腸を意識して食べることを心がける。
実践ポイント
腸を意識した食事
最近、様々な健康関連の本を読み、健康において腸がキーワードのように感じていたが、本書を通して腸のすごさを学ぶことができた。
具体的に
「お・な・か・は・す・き・や・よ」を意識して腸に優しい食生活にする
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