雑談が苦手なため、本書で雑談をする上で何かヒントが得られればと思い手に取った。
超雑談力 人づきあいがラクになる / 五百田 達成の詳細はこちら【Amazon】
こんな人におすすめ
- 雑談することが苦手、うまくいかない、ストレスを感じている
- 雑談力を身につけてビジネスや周りと人間関係を良くしたい
本の情報
- 超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける (五百田達成の話し方シリーズ)
- 2019/12/22 発売
- 五百田 達成 (著)
概要
超雑談力の7つの基本ルールを元に、雑談が苦手な人でもいつでもどこでも誰とでも会話が続く話し方を身に付けるためのメソッドが書かれている。
- ただ会話のラリーを続ける
- 気持ちをやりとりする
- エピソードや経験談を話す
- 肯定して共感する
- 大きなリアクションで一緒に楽しむ
- 会話が途切れたら「自分に近い話題」に引き戻す
- ほどよいところで切り上げる
初対面やビジネスでの付き合いで関わっている人と何を話したらいいかわからない、うまく雑談ができないと悩んで切る人に向けて、雑談の極意を体系的にまとめている。
イラストや具体的な例、大事な箇所は赤太文字にしてあったりと、とても読みやすいです。ボリュームもそこまでないので、スムーズに読み終えることができる。
かなり実用的に書かれているので、すぐにでも実践したくなった。
【引用】個人的に気になったポイント
雑談とは、「微妙な間柄の人と、適当に話をしながら、なんとなく仲良くなる」という、とても繊細な会話の方式です。
すべての雑談は、会話を通じて、お互いの警戒心を解き、スムーズで円滑な関係にシフトするのが目的です。
雑談におもしろい話や結論は要らない。ただただ、続きさえすればそれでいい
「情報」ではなく「気持ち」を話す。
「体験したこと+感じた気持ち」をセットで話すようにすれば、相手との関係はみるみるうちに良好なものとなります。
相手の話を聞くときは、とにかく肯定する。とにかく共感する。
聞いてるほうはリアクションだけでいい
沈黙が訪れたら、身近なエピソードをきっかけに気持ちを話すようにする。
名前のエピソードは聞けば聞くほど奥が深いし、その人だけのオリジナルストーリーがある、パーソナルな話題。
おすすめなのは「最近ハマっていること(もの)、ありますか?」です。
①過去は最初の質問として使いやすいでしょう。②現在について聞くと、お互いの心の距離が縮まり、③未来の話は、スムーズに次の話題に移るステップにもなります。
「Howaboutyou?(あなたは?)」をつねに意識する
食べ物の好き・嫌いの話は鉄板ネタ
「あー!」「いいですねー」「うーん」「ええ!?」「おーーー!」の5ワード。
相手の愚痴や相談に対しては、ひたすら共感し、気持ちよく話してもらう。これが正しい雑談力です。
「こだわり」ではなく「習慣」を聞く
変にツッコミを入れたり、あいづちを打つよりも、無理にでも褒めておけば、相手は話を続けたくなる、というわけです。
「教えてください」がビジネス雑談のベストバランス
最初の最初のところで、雑談したからこそ、少しずつ、その人と関係を築くことができたわけだからです。
雑談力を身につけると、人に興味が持てるようになります。
本書から得た気づき
気軽に雑談することの大切さ
相手に話しかけるのは迷惑かなと遠慮したり、仕事中に雑談は良くないかなと思うことがあったが、気軽に雑談を始めることは円滑にビジネスする上でも必要なことであることを学んだ。
また面白い話をしようと気を張らずに、話を続けることを意識することがポイントであることを学んだ。
本書で「すべての雑談は、会話を通じて、お互いの警戒心を解き、スムーズで円滑な関係にシフトするのが目的です。」とあるが、雑談は単におしゃべりとは違いもはや仕事の一つとして積極的に雑談していくことが大切だと気づいた。
雑談は「情報」ではなく「気持ち」を話す
つい雑談となると世間で起こっている話や業務上での情報共有となりがちだが、自分の気持ちを話し、相手の気持ちを知ることが関係を構築する上で必要であることを知った。
また相手の話を聞く際の「あいうえお」のリアクションを通して気持ちよく話してもらうことが大切だと学んだ。
教えてくださいというマインド
特に先輩は上司と雑談する際は、この教えてくださいマインドが大切だと知った。
純粋に相手をもっと知ろうというマインドは、雑談に限らずよりより人間関係を構築する上でも大切なことだと学んだ。
実践ポイント
自分から積極的に雑談していく
雑談のコツを学ぶことができたので、本書で学んだことを踏まえて早速雑談を実践したい。
具体的に
出社した際は1回は自分から声をかけ同僚や上司と雑談をする
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