ハートドリブンを読んで登場した著者について興味が湧き、手に取った。
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こんな人におすすめ
- 自分の人生をどうしていくか迷っている人
- 心の中でもやもやしながら生きている人
本の情報
- 人生の目的の見つけ方 自分と真剣に向き合って学んだ「倖せの法則」
- 2020/1/24 発売
- 勝屋 久
概要
リストラされてから自分を知ることで生きる道が開けていった著者の経験を通して今の時代に「自分らしく生きる」方法を紹介した本書。
以下の構成で、著者のこれまでの経験を交えて人生の目的を見つけるヒントを紹介している。
序章 人生を変えた体験
- 第1章 僕が「プロフェッショナル コネクター」という職業をつくった理由
- 第2章 「自分を生きる」とは自分の本音を知ること
- 第3章 すべては「自分とつながる」ことから始まる
- 第4章 パートナーシップを本気で考える
- 第5章 自分と向き合う勇気を持つ
- 第6章 価値が高まるハートフルネスな世界観
- 終章 人生の目的とはいったい何なのか?
48歳でリストラされ、そこから自分と深く繋がり、大きく人生を好転させていくプロセスを著者の経験談をもとに展開されていく。
ハートドリブンで著者を知ったときは自分らしく表現して自由に生きている印象があったが、はじめから生き生きとしていたわけではなく、それまでの苦悩や葛藤について書かれていた。
自分の内面と深く向き合い、内なる声に耳を傾けることが、人生の目的ややりたいことを含め、自分を知るためのきっかけになることを教えてくれる。
【引用】個人的に気になったポイント
結局は自分のハートこそが人生の道しるべになると、僕は思う。なぜならば、答えは自分の中にあるからだ。だからこそ自分に問い続けるのだ。
往々にしてネガティブな感情は切り捨てられがちだ。でも、ポジティブでもネガティブでも、感情にはいいも悪いもない。感情はただ自分を知る道しるべなのだ。
そもそも自分の人生の目的とは、いったい何なのだろうか?最近そのことについて考え出した。いろいろ考えてみたのだが、今の僕なりの答えが出た。それは、「自分が倖せになること」だ。
自分のやりたいことを自分自身が許可し、誰が何と言おうと、自分がやりたいことをまっとうしてみる。
本書から得た気づき
本当の意味で自分の人生を生きるということ
著者のエピソードを通して、本当の意味で自分の人生を生きることの意味について学ぶことができた。
肩書きや地位、お金などを追い求め本書で言う偽のダイヤを身に纏うことは、自分の内面にある本質をより曇らせることであり、満足することはない。
ハートドリブンでもあったが、これからは物質的な豊かさより精神的な豊かさが重要になってくる。
自分の内面にある自分自身とつながることは、まだ体験したことのない感覚だが、自分と向き合う時間を取ってその意味を体感していきたい。
実践ポイント
自分の内面と向き合う時間をつくる
自分の価値観ややりたいことは外側から得られるものではないと学んだ。全ては自分の中にあり、まずは内面と向き合うことが本当の意味で自分の人生を歩むことになる。
具体的に
1日の終わりを今日感じたことを振り返り、瞑想をする時間にする
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