ブッダが教える愉快な生き方【藤田 一照】 / レビュー・感想

 

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本の情報

  • ブッダが教える愉快な生き方 NHK出版 学びのきほん
  • 藤田一照
  • 2019/6/25

 

概要

「ただ坐る」「何もしない」「受け入れる」など、ブッダが教える「オーガニックな生き方」について紹介した本書。

ブッダの出家から悟りまで──その人生から、仏教と禅の「原点」を学ぶことができる。

 

【引用】個人的に気になったポイント

ブッダが悪魔と出会えるのは、煩悩に乗っ取られそうな自分に気づけるからです。気づけるから、心を乱されず踏みとどまることができるのです。ここが、煩悩に振り回され、そのことを自覚すらできない私たちと違うところです。

 

青虫のように二次元で生きるのと、蝶のように三次元で生きるのとでは、人生の景色がまったく違うことでしょう。では、蝶になるとどんな景色を見ることができるのでしょうか。それに対する禅の答えは、「蝶になったらわかる」、あるいは「蝶になってから聞きに来い」です。

 

ブッダは、「闘う」でもなく「逃げる」でもない、第三の道を示しています。それは、「触れてよく観る」ということです。

 

まず自分から動くことだ。自分から出発することだ。

 

本書から得た気づき

青虫は蝶の見ている景色を理解できない

本書ではいくら説明しても実際にその経験をしない限り理解することができないことを、2次元の世界で生きる青虫と3次元の世界で生きる蝶を例に紹介している。

禅においてもそうで、実際に体感しその境地にたどり着かないと分からないことがあるのだろう。

何事も頭で知っているのと、実際に体験しているのでは全然違う。頭でっかちにならずに実際に自分で体験することを大切にしたい。

 

実践ポイント

体験する

実際に自分で体験することを大切にする。特に新しいことを積極的に体験していく。

具体的に

やりたいことリストに新しいことを50個体験する

 

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