おどろきの心理学【妹尾 武治】 / レビュー・感想

 

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本の情報

  • おどろきの心理学~人生を成功に導く「無意識を整える」技術~
  • 妹尾 武治
  • 2016/2/20

 

概要

科学としての心理学が明らかにしたおどろきの研究結果をわかりやすく紹介した本書。巷に溢れている心理学の真偽のほどを明らかにし、心理学の面白さを伝えている。

 

【引用】個人的に気になったポイント

人から好かれたいなら、その相手と同じ姿勢、動作をすればよい。相手をよく観察して、その相手をなるべくまねる、それだけでよいのである。同時に、相手に対してなるべく肯定的な態度を取れば、あなたはその人から確実に好かれるはずだ。

 

どんな人でも、身動きせずに話し続けることはない。我々は、無意識のうちに、手を口元に持っていったり、頭をかいたり、指をトントンと叩いたりしながら、会話をしている。これが大きなチャンスになる。相手に好かれたい、相手に好意を持ってもらいたいならば、自分も全く同じように動けばよいのである。

 

人付き合いがうまい人はそれだけの努力をしているという圧倒的な事実を受け入れよう。そして、我々の努力は決して裏切らない。人間には相手の努力を鋭敏に感じ取れる能力が備わっている。人付き合いの努力をこつこつすれば、それは周囲に確実に伝わる。努力の中身は、肯定的な態度、相手の模倣で十分だ。

 

サブリミナルカットには、特定のブランドの購買を大きく変動させるような力がある。ただし、それは人間の欲求がベースになくてはならない。

 

我々は、自分の意思で自分の人生をコントロールしようと考えるよりも、もっと大きな無意識を巧みにコントロールすればよい。例えば、ダイエットをしたいと思った人が、その意思を継続するためにはどうすればよいのだろうか?意思の力を強くするのはとても厳しく難しい。だから、意思の力には頼らず、無意識の力に頼るべきである。そのためには、無意識を変化させる、外界・環境を操作すればいい。

 

まず脳が無意識に動きだし、その後、動かそうという意思が形成され、最後に実際に手首が動くというのが、物理的に正しい順序なのだ。意思が形成されるよりも先に、脳は動いているのである。意思に基づいて脳が動くのではない。脳が動き、意思は後づけで追いかけてくるのだ。

 

本書から得た気づき

相手を模倣する

相手を肯定し、仕草や動きを模倣することで親しみを持ってくれるという。人付き合いの上手い人はそれをよくわかっており、相手に合わせて喋り方や仕草を変えているのだろうか。

たしかに特に初めての相手などでは敵意を感じさせないためにも、相手と同じことを模倣するのは本能的に効果があるのだろう。

 

無意識をコントロールする

前に読んだ脳関連の本にも書いてあったが、人間には意思などほとんどなく無意識によって行動させられているという。

だからこそ、無意識をコントロールすることが大事であり、それは環境を整えることである。ダイエットなら甘いものを家から排除するなどして太らない仕組みを作ることが必要である。

人間の持っている意思の力は弱く無意識に抗えないことを理解し、何かを達成するためには具体的にどんな環境に身を置くべきかを考え実際にその環境に身を移すことが大切である。

 

実践ポイント

気が散るものは作業机に置かない

何か作業していても隣にスマホがあるといつの間にか見てしまうことがある。本書であった「意思に基づいて脳が動くのではない。脳が動き、意思は後づけで追いかけてくるのだ。」とするのならば、やはりそうさせない環境を整えるべきである。

具体的に

作業机にはスマホなど余計なものは置かない

 

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