お坊さんにならう こころが調う 朝・昼・夜の習慣【平井 正修】 / レビュー・感想

 

[禅的]持たない生き方を読んでから、禅的な思想をもっと学びたく手に取った。

 

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こんな人におすすめ

  • いつも心がざわざわして落ち着かない人
  • 今の生活に心と体が疲れてしまった人

 

本の情報

  • お坊さんにならう こころが調う 朝・昼・夜の習慣
  • 2017/11/11 発売
  • 平井 正修

 

概要

主に坐禅や修行で実際に行われている内容をもとに、こころが調う習慣や考え方を以下の4章構成で紹介している。

  1. 一日を清らかに始める「朝の習慣」
  2. 心をざわつかせない「昼(日中)の習慣」
  3. 一日を穏やかに仕舞う「夜の習慣」
  4. それでもまだ晴れない心が調う「禅的考え方」

全部で45の習慣がある、1つ1つのボリュームが多くないため読みやすかった。全体的に文章が丁寧で、まさにお坊さんの説法を聞いているような感覚になる。

読む人が自分の状況に当てはめて、できることから取り組むのが良いと思う。

 

【引用】個人的に気になったポイント

小さな行動を習慣にすることで心身が調う

 

本当は意味があることを、何も考えずに、あたりまえのように行う―それこそが、禅に通じる習慣の考え方なのです。

 

一度、無意識を意識してみると、心と体の本来のバランスに気がつきます。

 

目の前にある仕事を、ただする。まず、そこから始めます。

 

仕事でも趣味でもそうですが、没頭して我を忘れているときは、人間にとっていちばん幸せな時間です。

 

理屈ばっかりで生きているから、つらくなるのです。時には無になる時間をつくり、直観に頼ることで、両方のバランスを取ったら生きやすくなるのに、と思うのです。

 

坐禅に通じることですが、人間は何も持たず、手ぶらでいるのが自然なのです。

 

ただ一つのことに意識を集中し、没頭すると、それ以外の思考や感情は、その間は消すことができるのです。

 

真剣に、必死に真似をしようとすると、自然に自分がなくなっているはずです。

 

本書から得た気づき

小さな行動を習慣にすることで心身が調う

ある程度ルーティンがあることが、心身の健康に寄与していると学んだ。特に起きる時間や寝る時間が毎日違うと、心身ともに調子が優れなくなることを実感する。

まずは小さな行動から習慣化していくことが心身の健康にとって大切である。

 

無意識を意識する

意識的に無意識になるためには呼吸にフォーカスすることである。禅やマインドフルネスでは今、ここに意識を向けるため、しっかりと意識的に呼吸を行うようにしていると学んでいいたため、理解が深まった。

心と体のバランスに気づくためにもこの習慣を取り入れていきたい。

 

実践ポイント

寝る時間・起きる時間を統一する

就寝時間や起床時間がいつもと大きく異なる日は調子が優れないことが多く、さらに翌日寝れなくなるなど、後を引いてしまう。心身の健康のためにもまずは起きる時間を統一するようにする。

具体的に

休日も平日と同じ時間に起きるようにする

 

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