滝行やってみた感想

やりたいことリストにある滝行を達成。実際にやってみた感想をまとめておく。

いざ滝行へ

今回滝行をする白瀧大明神。舟津駅から歩いて15分ほどのところにある。

伊勢神宮にお参りに向かう前にこちらの滝行で身を清めてからの方が良いだろうと思い午前中にやってみることにした。

向かう途中は坂道になっている。そこそこ疲れるが駅から歩いていけない距離ではない。

駐車場もあるようで車で向かうこともできそうだ。

 

滝行でやったこと

受付

白瀧大明神に着くとまず受付をする。なおこちらの滝行体験は事前に予約が必要。

申込用紙に一通り記入したら、実際に滝行をする場所まで移動する。

移動途中に神主の方から様々な話をして下さった。その土地の歴史や言い伝えなどとても興味深く思わず聞き入ってしまった。

 

着替える

実際に滝行を行う場所に着くとふんどしとはちまきに着替える。ふんどしは穿いたことがなかったので教えてもらいながら穿いた。

実際に着替えるとほぼ全裸に近い状態で結構戸惑った。

 

説明を受ける

これから行う滝行について雑談を交えながら説明を受ける。また呼吸の仕方や滝行中に唱える言葉などについても教えてもらう。

説明が終わると準備体操が始まる。特に首周りは滝から直接刺激を受けるため入念にほぐしおくとのことだった。

 

滝行

滝行1回目

実際に滝行が始まる。最初の1回目は神主の指導の元、川に入りその水を自分の胸や頭にかけて体を慣らす。その後、滝の中に入る。

滝の中は冷たいし痛いしで想像以上にきつかった。滝に頭を打たれているため、その水が口に入り呼吸も苦しくあらゆる苦が襲いかかる。1回目はすぐに滝から出るため、その一瞬の衝撃が頭に残り、2回目の本番が不安になった。

 

滝行2回目

2回目は滝行中に教えてもらった言葉を叫び続け、自分の願いも叫ぶ。願いは個人的なもので特に願いがない場合はひたすら言葉を叫び続けるものだった。

滝に入ってからはとにかく全力で必死になって叫び続けた。呼吸するのも苦しい中で叫ぶのはかなりきつく10回ほど叫んだところで滝を出た。

 

滝行3回目

これでもかと言うくらいやり切って終わりかと思いきや、まさかの3回目があった。

3回目は心を無にして限界まで滝に打たれ続けるというものだった。滝行中は冷たいし痛いしでかなりきついのだが限界まで耐え続けるとふとびっくりするくらい辛くなくなった。

不思議な体験だったが周りがの音が静かになり、滝の痛みを感じなくなった。たんに麻痺してただけかもしれないが、滝行と相まってその時だけは別の境地に至った気がした。

かなり長い間いけそうな気がしたが、これ以上続けると体がおかしくなってしまうというある種の恐怖を感じ、滝から出た。

今思えば余計な雑念だったように思えてならない。変に自分自身にブレーキをかけてしまったせいでより高みにいくことができなかった。

滝行が終わってしばらくした後、かなり悔しくなり、次滝行する時には自分が納得するまでとことんやりきりたいと心に誓った。

 

滝行4回目

最後4回目は滝の中に頭を突っ込み、お礼を叫び滝から出るというものだった。

3回の滝行で精神が鍛えられ自然と感謝の念が湧き出ていた。こちらも全力でやりきった。

滝行が終わった後はびっくりするくらい元気になり、とても清々しい気分になった。

最後に修了証を貰い、滝行が修了した。

 

感想

まずは実際に体験して本当に良かったと思う。

滝行で得られたものはたくさんあるが、1番の気づきは無意識のうちに自分自身にブレーキをかけているということである。

普段の生活でもこのくらいでいいかという中途半端な気持ちが往々にしてあり、滝行を通してこれらを気づかせてくれた。

普段の生活から自分が納得できるまでやりきっているかを自分自身に問い、行動に移していく。

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