思考のレッスン【竹内薫・茂木健一郎】 / レビュー・感想

 

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本の情報

  • 思考のレッスン 発想の原点はどこにあるのか
  • 竹内薫・茂木健一郎
  • 2016/8/18

 

概要

著者の実体験を交えながら考える力を養うための気づきが紹介されている。後半部分では茂木健一郎との対談形式になっている。

 

【引用】個人的に気になったポイント

考える力って、結局、からくりを見抜く力のことだと思うんです。世の中のあらゆるものにはからくりがあるんですね。からくりは、社会システムであったり、制度であったり、法律という言い方をしたり、いろんなレベルがあります。

 

受け身で変化を待つのではなく、自分でなるべく新しい環境に飛び込んでいくクセをつけておくと、常に考えるようになるものです。

 

環境を変えないことのいちばんいけない点は、感動がなくなることじゃないかな。ルーチンワークのいちばんいけないところは、もはやその仕事に感動できなくなること。だから、常に変化を求めていかないといけないと思うんです。

 

要するに、超人、スーパーマン、スーパーヒューマンっていうのは、外に自分の倫理の規則を求めちゃう人じゃなくて、自分の内側で自分の責任において何がいいか、何が価値があるかって決められる人だというんだね。

 

僕は政治的な権力を志向している人を見るたびに、この人は愛が足りなかったんだとか思っちゃうんだけど、やっぱり権力志向っていうのは愛っていうものと基本的に相容れないものがあるんですよ。僕はだから愛がいちばん大事だと思うんですね。

 

本書から得た気づき

からくりを見抜く力

本書で考える力はからくりを見抜く力という話は新しい気づきを得られた。

社会がどのようにして成り立っているのか、この商品はなぜ安いのかなどそこにある背景や仕組みを考えることが大切である。

そこには好奇心と自分で考えて調べるということが必要であり、思考を育てる上でも大きな役割を果たしていると思う。

 

実践ポイント

からくりを見抜く力

からくりを見抜く力という観点で物事を見ることはあまりなかった。これからは意識的に世の中のからくりについて学んでいきたい。

具体的に

からくりがわからないものに対して自分の頭で考え調べる

 

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