ゼロ秒思考行動編【赤羽雄二】 / レビュー・感想

本の情報

前著のゼロ秒思考の行動編となる本書。即断即決、即実行を実践するためのノウハウが書かれている。

即断即決、即実行は、考えずに行動することでは決してない。

即断即決、即実行ができない根本的な理由は、対象への正しい「全体観」を持てていないことだと考えている。逆に、「全体観」さえ持てれば、あとは必要なときに、自然と即断即決、即実行ができるようになる。

「オプション」と「フレームワーク」を使うことは、あなたの全体観を育て、さらにレベルの高い即断即決、即実行へ導くトレーニングにもなる。

即断即決、即実行するには普段からできるだけ迷いをもたないようにしておくことが重要だ。

ある事柄の取り得る施策を複数挙げ、比較し評価する思考法を指す。評価基準を定め、それぞれ◎、◯、△、×で評価したのち、総合評価を測定する。

頭で何がベストなのか堂々巡りするくらいならオプションを用いて、思考を整理し見える化することが大事である。

物事を整理する枠組みのことで、2×2の枠組みを使って整理する。縦軸と横軸で評価基準を定め、4つの場合に分類して全体を見ることができる。

常に全体を見て、その上でまた部分を見るという意識の切り替えが必要になる。

全体観をつかむトレーニングとしてオプションとフレームワークを紹介していた。どちらも用意するものはA4の紙とペンのみで、やり方もシンプルですぐに実行できる。まずはオプションから実践していく。

具体的に

まずはオプションを5つ実践し、その効果を身をもって確かめる。

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